ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

公開日の初回に観に行きたかったものの、仕事の都合で断念。
さらに、レイトショーも仕事の拘束の為諦め。(過去の日記参照)


ならば、ということで公開翌日朝8時の回に出撃。
人も少なめで快適でした。流石に朝8時じゃねぇ…。


事前情報をできるだけ見ないようにしていたので、先入観なしに観る事ができたとは思いますが。
TVシリーズを核としたもはや別の物語。
ネタバレが致命的になりうる(特にTV版リアルタイムでみていた人)ので、
以下、反転。


シンジがあそこまでアクティブに動くとは…。
スパロボに参戦して、修正されたからか。(笑)


3号機事件のパイロットがアスカに変更された事により、
物語の中核にアスカが絡んできた印象が強い。
シンジ・アスカ・レイの三角関係もTVよりクローズアップされた気が。


新キャラのマリは…、なんかキャラ掴みづらい。
鼻歌も一日一歩だしねぇ…。
仮設5号機に至っては開始数分でオシャカですし。


TV版の第拾九話に他の話のエピソードを混ぜ込んだ作りは中々良かった。
いわゆる名台詞というのもシチュエーションごとカットして、
新たに印象的なシーンを入れていく方法っていうのは、
物語を破壊するという意図が感じられる。


ラストのシンジがレイを助ける為に雄叫びあげるシーン。
何となく、俺が観たかったエヴァってコレだったのかなと。
10数年掛かってやっと観れた気がする。


唯一言えるのは次の映画で全てが無に帰す可能性もあるのだが。
だって、庵野だもんなぁ…。
絶対このまんまの流れで終わらんだろうなぁ…。


以上、反転終わり。


正直三部作の2作目ってのはイマイチ感が強いのだが。
スターウォーズとかね。(旧・新とも)
例外として「機動戦士ガンダムII 哀・戦士」かな。
それを覆した感が強いなぁ。
(と、思ってたらパンフに似たような事書いてら…。)


どちらかというと不安7割で観にいったけど、
…途中であちゃーやっぱりこういう展開か、とはなったけども、
面白かった。


「序」観たときもそうだったけど、見終わった後に、
なんとなく過去の自分と今の自分重ねちゃうのは何故だろう。


「破」により破壊された物語の行き着く先は、まだ見えてないけども。
例え提示される結末が「アレ」だとしても。
観に行くしかないなぁ完結編…。



追補:パンフの表紙ぶっちゃけかなりのネタバレです。注意!


6/29追記
他の所の感想読んで、ちょっとだけ思った事が。
弐号機登場時のキック、ありゃライダー、それもスーパー1だと思うんだが。
左手が伸びて上向いてたんで、月面キックかなぁ。
トップのイナズマキックって意見もあるけど、
それを言っちゃあ大本はストロンガーだと思うんだけど。
やたら空中でクルクル回ってたしねぇ。

あと第8使徒の落下形態、あれヤマトの遊星爆弾だよねぇ。
ネットで指摘してる記述見つけられないのは、やっぱりメインが若い世代だからだろうか…?

いわゆるフォークソングが2回使われていた件に関して。
レイとアスカとの対比としてみればありだと思うんだ。
あそこでクラシックがかかったら、それこそ旧TV版の焼き直しになりかねん。
タダでさえ嫌な緊張感強いられてる上にあの歌は効くわ。
トラウマになりそうではあるけどね。しかし「翼をください」は流行か(笑)